本学会は,技術教育の不易を分かりやすく社会に提示するとともに,時代の変化に対応し,未来を先取りし得る新しい技術教育の枠組みを提案しました。
本学会では 2017年より,これからの 10 年先を見据えた新しい技術教育の枠組みについて議論,検討を進めてきました。本提案は,その成果をまとめたものです。本提案の作成にあたっては,技術教育アイディアソンや学会全国大会におけるシンポジウム等を通して,学会全体での議論を深める形で推進してきました。本提案の内容は,今後の我が国における体系的な STEM/STEAM教育の推進に不可欠な要素を含み,技術教育の固有性と同時に,自然科学,数学,芸術,体育・スポーツ科学,言語学,社会科学に関する各教育分野との連携可能性を示しています。
「次世代の学びを創造する新しい技術教育の枠組み(PDF)」
さらにこれらの枠組みを,多くの方によりわかりやすく伝えようと,以下のようなリーフレットを作成しました。
新しい技術教育の枠組みを「創造する力(Innovation & Invention)」と「舵取りする力(Governance)」を身につける「技術リテラシー教育」として伝えています。技術リテラシーは,高度な技術に支えられた現代社会に生きるすべての国民が,自らの人生を豊かにたくましく生きるとともに,未来に向けてより良い社会の構築を図っていくために必要な基礎的な力です。
本学会は,技術リテラシー教育の実践化と体系化,普及を進めていきます。
本リーフレットは,引用元として本学会名を示していただければ,自由に配布・活用いただいて構いません。ぜひご活用ください。
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